頻出用語集
食用蛭
主に食用として飼育されている巨大蛭の総称。見た目の悪さから中心街で食されることはほぼないが、なめした蛭革は高級皮革としてブランドバッグの素材などに利用される。
亜種に「偽犬」と呼ばれる四肢を生やした食用蛭も存在している。いずれも血液を主な餌とし、不衛生な環境であるほどよく育つので、ひそかに飼育しているガラ通りの住人も多い。
賭け酒屋
賭けの取り分を酒で支払う形態の居酒屋。名目上は飲食店という扱いになるため賭博法の適応外となるが、ガラ通りをはじめとした貧民街では現金の代わりに目玉や血液を賭けさせる賭け酒屋が横行している。中心街での摘発から逃れた店舗が造営団地で名前を変えて営業を再開するため、違法な賭け酒屋の摘発はいたちごっこが続いている。
丹本自警団
中心街の警備および犯罪の取り締まりを目的とした公的組織。中でも貧民街専門の下部組織は特区班として不法住民の検挙を行っている。表向きは中心街の発展と貧民街の健全化を目的として掲げているが、有蹄人や爬虫人といった人種への高圧的な職務質問が常態化しているほか、造営団地風俗棟の店舗から摘発逃れのための賄賂を受け取っているという噂が立ったりと、丹本自警団の取り締まりに疑問を持つ人は少なくない。
麻剤
第一級指定薬物として法規制されている、きわめて高い依存性と毒性を持つ薬物。その製造・流通ルートは秘匿化されており、いまだ麻剤流通の根絶には至っていない。
一説には造営団地の地下に麻剤製造の秘密工場があるとされているが、確たる根拠はなく、都市伝説の域を出ない。